おたまは見慣れないものだった

おたまは見慣れないものだった?

台所って毎日使っているうちにもどうしても、ものを乱雑に置いたり、何やかかにやら使いにくくなってしまっている。最初、できた当時の台所を見たときには、エンジ色のタイルが使ってあってあまり好みではなかったことを覚えていた。そういえば、イエの壁の色や台所に使う色でも自分の好みの色というものを全く無視して作ってあったみたいだ。

それは、今になえば台所の使いがってや何かとはあまり関係ないものかもしれないけれど、だいぶ年月を経てからはタイルも欠けてきたり、開き棚などの蝶番などがとれてきたのはしょうがないものかもしれないし。とくに台所の目の前の空間にはいろいろなものを置きがちで、そのせいでいつも台所は散らかっているように見えてしまう。2番目に散らかるのは台所のテーブルの上で、普通ならそこでは食事をするためのスペースとなるはずだ。

いつの間にやらそこは炊飯器の置き場所になっていたり、かご荷盛ってあるみかん、そして割りばしやお箸の類、キッチンペーパーなどでごった返している感じ。もっとも、流し台の茶碗類を洗ったついでにも手豆に片づけてしまえるものを、いつも先に急がなければならない用事があるようで、洗濯場とかほかのことから済ませてしまいがちだ。それで、今日はそのことから済ませて一息ついてみると、洗った食器入れの一番上には見慣れないおたまが乗っているではないか?

「これは自分が購入したものではない」と手にとってみたら、プラスチックの柄の部分がレンジだろう、少し焦げたかただれているようになっていた。頑丈な重みのあるおたまだけれども、どこから持ってきたものか訳もしれないし、捨てるものの袋の中に投入してみた。

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